色も国によって様々な解釈があるのですね。
日本では新鮮さや若々しさなど
緑は平和、平静、安息芯どもイメージにぴったりでしょう。
現在、緑色は非常口の表示などに見られるように、
安全色彩(公共の場所での災害防止と、救急体制の施設に使
われている色)において、安全、進行、衛生、救急などを表すのに用いられています。
これは、緑が平和や安らぎのイメージを持っているからで、
危険がないことを直感させるためです。
しかし、緑は安らぎなどの優しいイメージだけではなく、
厳しい一面も持ち合わせています。
同じ色みのものでもさまざまなトーンがあり、
トーンの違いによってイメージ、も違ってきます。
明るい緑や薄い緑からは、さわやかで安らいだ印象を受けますが、
暗い緑になると、若々しさや安らぎなどの感情は受けません。
緑は暗くなると、硬く重い感じの色になり、
厳しいイメージが前面に出てきます。
暗い緑は、つらく悲しい気持ちを表現するのに、最も適した色
ではないでしょうか。
このように色のイメージを知ると配色計画も一層興味深いものになるのではないでしょうか? |
|